机の上を空っぽにしてみよう

片付けを始める際、広い範囲に手をつけると途中で疲れたり、やる気を失ったりしがちです。

そこで、「テーブルの上」という限られたエリアにフォーカスすることで、片付けをスムーズに進められるようにします。

テーブルは家の中でも特に物が溜まりやすい場所の一つです。

郵便物、紙類、リモコン、食器、鍵など、気づけばさまざまな物が乗っていることがよくあります。

そこで、まずはテーブルの上を「空っぽにする」というシンプルな目標を設定します。
そうすることでやることが明確になり行動にも移しやすくなります。

ステップ1：テーブルの上にある物をすべてチェックする

まず最初に、テーブルの上に乗っている物をすべて一度確認します。

大切な物や使う頻度の高い物、逆に不要な物が混ざっていることが多いので、それぞれを分類することが最初のステップです。

この段階では、まだ何か捨てたり、片付けたりする必要はありません。

単に「今何がここにあるか」を見て、全体像を把握することが目的です。

ステップ2：不要な紙や郵便物を分ける

次に、テーブルに残っている紙類に注目します。
（皆様お家のテーブルにもありませんか～？）

古くなった新聞やチラシ、広告、開封済みの封筒など、必要のない紙類をまとめて処分しましょう。

もし、迷う物があれば「一時保管用の箱や紙袋」を用意して、すぐに決断できない物をそこに入れておきます。

こうすることで、不要な物と迷う物を明確に分けることができ、最終的な片付けがしやすくなります。

ステップ3：残ったものを元の場所に戻す

テーブルの上に残った物は、元の定位置に戻すのが次のステップです。

リモコンであればテレビ台、ペンであればペン立て、鍵であれば玄関の鍵置き場など、それぞれが本来の位置に戻ることで、テーブルの上がすっきりします。

また、定位置が決まっていない物は、新しく定位置を決めるチャンスです。

「この物はどこに置いたら使いやすいか？」を考えることで、日々の片付けも自然とスムーズになります。

ステップ4：一息ついて成果を感じる

最後に、
片付いたテーブルを見て一息つきましょう。

テーブルの上がすっきりしていると、部屋全体が広く感じられ、心地よい空間が戻ってきます。

この達成感を感じることで、「もう少し他の場所も片付けてみようかな」という気持ちが芽生えるかもしれません。

片付けは一気にやるのではなく、小さな達成感を積み重ねることで、少しずつ家全体が整っていきます。